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 和田のひとりごと 

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デンジャラス・ビューティー2 2005/05/25

 若い女性たちに誘われて、多少不本意ながら、サンドラ・ブロックのヒット作をレイトショーでみにいきました。
犯人当ての1とちがって、犯人がわかっていての追跡劇で、今回はマッチョな黒人女性が相棒です。

サンドラ・ブロックのハンサムぶりがすてきで、また、相棒とのやりとりが なかなかです。

ふと、メル・ギブソンの『リーサル・ウェポン』が、サンドラの『デンジャラス・ビューティー』なのだろうかと、思ったりしました。
とにかく、ファンにとっては、一番すてきなサンドラであることはたしかでしょう。

  

アビエイター 2005/05/14

 まあ、とにかく『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』の時からディカプリオのファンなのです。
そんなわけで『アビエイター』はこの3月のオスカー騒ぎの頃からずっと見ようと決めていたのですが、封切られてすぐに見なかったのは、3時間もあるし、 重い内容という印象だったので、これは体力勝負だと思って先延ばしにしていて、やっと見ることができたのです。
全シーンにディカプリオが出てくるとは聞いていましたが、ディカプリオの熱演ぶり、優れた演技力はわかるものの、「うーん…」という感じでした。いわれていた通り、面白くないのです。

 これはディカプリオに責任があるのではなくて、制作者、監督にあるのではないかと思われます。
つまりハワード・ヒューズという、映画狂、飛行機狂にして、 マザコンゆえの潔癖性の大金持ちのとらえ方が散漫なのです。こういう人物の伝奇を扱う場合、映像というものには限界があり、「いいやつ」か、「わるいやつ」かに描き分けないと、 正直見ている人にはよくわかりません。まして少年の風貌の美男であるディカプリオが演じると、ヒューズその人が持っていたモンスター的なカリスマ性も感じられなくて、ますますわからなくなってしまうのです。

 顔が似ていないというのは致命傷で、キャサリン・ヘプバーンを演じた女優などたいした演技でもないのにオスカーを手にしてしまったのと、対照的な悲劇といわねばなりません。
結果、ディカプリオが熱演するハワードは人間的な共感ができにくい人物になっています。 全く感情移入ができないのです。
金持ちなので、幼児期の虐待などが原因でおかしくなるサイコパスほどもかわいそうではありませんし―…。

 わたしなら、どうしてもディカプリオでヒューズを映画にしなければならないとしたら、ピーターパンのような「いいやつ」のファンタジーの道を歩ませるのになあ―…ただしこれでは オスカー候補にはならないでしょうが…。
ディカプリオ、もっと肩の力を抜いて、『ドリアン・グレイの肖像』でもやってくれといいたいです。

 それから映画にじゃんじゃんお金をかけてリアリティーを追求した、ヒューズの生き方を知って思いついたのは、今『大和』をつくっている角川春樹氏のことでした。
角川氏を日本版ハワード・ヒューズと称するのが、氏にとって名誉なことがどうかはわかりませんが―…。

  

交渉人 真下正義 2005/05/13

 とりたてて『踊る大捜査線』のファンというわけではないのですが、まあまあの評判ということで見に行きました。
実はあまり期待していなかったのですが、とても面白かったのです。最近見たものでは、WOWOWで連休に三夜連続で見せてくれた『4400 未知からの生還者』と同じくらいか、それ以上にわくわくしました。

どちらも有名俳優のスター性に依存せず、―今回『交渉人』には織田祐二は出ていないのです―どこにでもいるようなそこそこの青年、ユースケ・サンタマリアが一応主役ということになっていて、 その上、他に多少名の売れた人はアリキリの石井、ちょいと出るだけの指揮者役の西村雅彦、もしかしたら多少有名…のうちに入る小泉孝太郎程度なのです。
たぶん他のキャストは知名度よりも演技力のある人たちをそろえたのでしょう。
それでいいのです。
ほんとうに面白いものは知名度のある役者が出るものではなく、中身そのものが面白いものなのですから。久しぶりで日本映画を見直しました。
『ダイ・ハード』、『スピード』ばりの面白さでしだが、ただこれはハリウッドには売れませんね。
日本の地下鉄とかの鉄道は几帳面に時間をたがえず運転しているから、この話が着想されるわけで、外国はひどく時間にルーズなのが普通ですから。

クリスマスシーズンの東京の風景をはじめ映像がとても魅力的でした。
ただ列車事故のシーンが―大事故ではないのですが―あって、尼崎を彷彿させ、ちょっと心が痛みました。

次は柳葉敏郎が容疑者になる話が八月に封切りになるとのことですが、こちらの方はあまり食指が動きません。
わたし的にはユースケは「からん」と何もないからいいんで、 ―それでぐっと話の展開だけが追い求められ煮詰まるわけですね―、柳葉の室井、それも容疑者となると、きっと人情話が加わって軽いお涙ちょーだいではないかと思うからです。

五所川原出身の調教マニアが平気で闊歩する時代でもあり、現代ものにお涙はもう見たくないなあ…。