今年も大好きなアカデミー賞の放送を見ていました。
主演、助演とも男優は黒人で、作品賞にノミネイトされた『ホテル ルワンダ』も舞台はアフリカです。
あと監督賞、作品賞はイーストウッドで、毎度のことですが、アメリカが世界の警察よろしく、この国特有の道義と正義、人間愛を世界発信しているなと感じました。
これだけ見ていると、白人と黒人はもう差別がなくなってきていて、“いい国アメリカ”なのかもしれない、という錯覚に陥りかねませんが、ここには黄色人種もイスラム圏もおよびでないわけですよ。
つまりハリウッドとアメリカがつくった、映画のパラダイス、おもちゃの国のマジックにのせられているにすぎないのですが、それでもやっぱり浮き世のせちがらさが忘れられて楽しいのですから、
人間性においてその堕落因子はかなり強いものと思われます。
それと今回ディカプリオが主演男優賞を逃した『アビエイター』ですが、ハワード・ヒューズ―おもちゃの国の帝王―を描いた話こそ、アメリカの素顔なのだと思います。
けれども今回の受賞作の中でディカプリオ人気もあって、これがもっとも興業成績がいいのではないかと予想されますので、何とも複
