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 和田のひとりごと 

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「サードウォッチ6」はじまる 2005/10/29

 待ちに待っていた「サードウォッチ6」がはじまりました!!いよいよ最終章です。
前回では麻薬密売の元締めが息子の敵討ちに警官をねらい、とうとう病院のERにまでスナイパー数人を押しかける―というところで終わっていて、 何ケ月も待たされていたのでした。

 「サードウォッチ」はまたのタイトルニューヨーク事件ファイル、警官プラス救急隊員ものなのです。
これは「ER」の次に企画されたもので、「CSI」シリーズ同様アメリカでは結構ヒットしたようなのですが、日本ではいまいちなのでした。
思うにどちらも極めてアメリカっぽい話で、「CSI」の方はひたすらテンポの早い科学捜査一点張りで、人情が絡まないように見えるし ―実は奥深く安っぽくないドライな心の触れあいあるんですけどね、日本人にはぴんとこないようです―「サードウォッチ」はニューヨークの下層階級の 事件が多いこともあって、警官たちも同じ階層に属していて、「刑事コロンボ」みたいにおしゃれじゃない分、ぽんぽんとそこまでいうか―…という 本音言葉が男女の区別なくじゃんじゃん飛び交い続けるので、しっとりのんびり情緒が好きな日本人はぐったり疲れて嫌気がさすのかもしれません。
あるいは警官は不良がやくざで警察は喧嘩の場かと勘違いするかも―「サードウォッチ」の危なさはそれはもう“危ない刑事”どころではないのです。

 そんな「サードウォッチ」ですが、はまると「CSI」より深いです。
何というか、人間の素の部分がぎんぎん伝わってくる感じで、思わず「よし、いいぞ、その通り、いけいけ」という掛け声がかかってしまうのです。

そんなところで主な登場人物を―
ボスコー
ハンサムだが短気な正義漢。両親は離婚、弟は麻薬中毒を経てディーラーになり殺される。
ヨーカス
子持ちの婦人警官。ボスコと同期。仕事熱心がたたって、尽くした消防士の夫に離婚を言いだされる。 娘は麻薬中毒の病歴がある。
クルーズ
上昇志向の婦人警官。ボスコと恋愛関係にあったこともある。妹は麻薬中毒死。
サリ
クマを想わせる熱血漢。晩婚の美人妻がマフィアに殺され、アルコール依存となり仲間の力で立ち直る。
デイビス
優秀な上に潔癖な好青年。コネ出世を否定。
カルロス
孤児で養い親に育てられる。ある日訪ねてきた兄は弁護士で医者になれといわれるが、救命士の仕事を続ける。
モンロー
心優しい黒人美女 ちょっと頼りない
グレイス
救命班のトップ。妊娠してしばらくお休み。
―などなどです。

  

さらに「コールドケース」と「CSIマイアミ」を見る 2005/10/24

 今回の「コールドケース」では、ベトナム戦争時代に殺されたヒッピーのカップルの遺体が工事現場であがり、犯人が追及される話。 彼らがボランティアで関わっていたのが、当時非合法だった中絶などというと、ああ、ほんとうに昔なのだなと思う…―。
この他にも「コールドケース」には黒人問題がきめ細かく扱われていて、アメリカ現代史が過去の事件を通して語られることとなり、こうした手法の 見事さに感心させられる。

続いて「CSIマイアミ」も見たが、どちらもジェリー・ブラックマイヤーが指揮しているテレビシリーズで、ブラックマイヤーのすごいところは、 とかく‘まんねり' になりがちなテレビシリーズに新風を吹き込んだことであり、これはまだまだ続くように思われる。
それにしても日本に時効があって、15年しか遡った歴史しか語られないのは残念至極…―。

  

「チャーリーとチョコレート工場」 2005/10/20

 これを見たのは監督がティム・バートンで、主演の変人天才チョコレート会社社長役がジョニー・ディップだからでした。 個人的にティム・バートンの映像美、ジョニー・ディップの多彩な演技の才能が好きです。

 典型的なファンタジーで、後継者撰びの話でもあるので、ハリウッドものにはめずらしく、『日本昔ばなし』を彷彿させる流れでした。 きれいな映像が楽しめるのか、休日だったからなのか、大変な入りでしたよ。

 この後ティム・バートンとジョニー・ディップものは幽霊と結婚してしまう男の話を描いたアニメが封切られますし、「ブラザー・グリム」や 「ナルニア国物語」、もちろん「ハリー・ポッター 炎のゴブレット」も出てきます。

つまりハリウッドはファンタジー一色というわけで、しばらくは楽しめそうです。

  

『Dr.コトー診療所』 2005/10/09

 遅ればせながら『Dr.コトー』を読んでいます。
家人が買ってきていたので読んだのですが、続き物はむずかしいものだと思いました。

 最初の三巻ほどは"Dr.コトー"全開という感じで、コトーのキャラや話にオリジナリティーがあるのですが、7巻ほどになると、コトーは"スーパードクターK"や"ブラックジャック" になってしまうのです。やたらむずかしい奇跡の手術ばかりするわけですね。
最初の船上での緊急手術は、「うんうん、いいことだ、素晴らしい」と思って読んでいるのですが、エスカレートして心臓のパイパス手術まで やってのけると「島でこんなことありかよ、そのうち移植もありなんじゃないの」などと、と思って白けるわけですね。
まあ、そういう具合にしないと読者が飽きると見込んでのことでしょうけど―どうなのでしょうね、こういうところ―。

 でもこれは好評を博している作品を続けさせる時に起きる運命かもしれません。
この間CSIを見ていたら、お得意のDNAが出てきて、キメラのレイプ犯と対決するという話がありました。 キメラというのは頭と身体が別の獣である妖怪で、DNAを二種類以上持つ人間のことでもあります。 つまれ頭髪から採取したもの、皮膚組織、血液―…と全部異なるわけです。
これを逆手にとってレイプを続けるわけなんですけど、そうだと知ったからレイプし続けても犯人にはされないだろうと思ってやった、という下りは、 少々お粗末ではないかと思いました。 せっかくのネタですから、もう少し醍醐味のあるように使ってほしいものです。

 逆にいうとこれだけのネタでもこの程度に使うしかないのが今風なのかもしれません。