これは土曜の朝に放送されている子ども向きの番組で、出てくるのはほとんど無名の美青年、美少年、美女、美少女と怪獣と正義のウルトラマン、悪魔に魂を売った悪玉ウルトラマンです。
円谷一夫さんが製作されておられますが、昔の『ウルトラマン』のように隊長や警視総監、教授役でおじさん俳優が出てくることはありません。おそらく隊員たちの家族や家庭もあまり出てこないのではなかろうかと思います。
扮装とルックス、戦闘シーンが勝負なのでなまじ演技ができる、あるいは演技をしないと格好がつかない大人が混じってしまうと、美しい架空の映像に不協和音が入るためでしょう。
ウルトラマン役の主人公は元戦場カメラマンで、アジアの某国にて、撮影中重傷を負ったことがあります。
その彼は自分を介抱してくれて妹のようになついていた少女が、奇襲してきた武装兵士たちに殺されるシーンを見てしまったことから、「助けられなかった」というトラウマに取り憑かれ、夢で少女に会い、やがてウルトラマンに変身して悪と闘うよう運命づけられます。
この設定を面白く感じました。だって大人のドラマには絶対出てこない設定ではありませんか?
アメリカのERにだって堂々「コンゴ」が出てきたのですから、日本のドラマも多少は国際性や問題意識を持たせてもと思ったりしたのです。
最近はあまりにマンネリなので―…。
