これはカナダのサイコミイテリーです。
ボディ・コレクターですから殺して身体のパーツをツギハギするサイコパスの話です、いうまでもなく。
ただ肉親の情愛を受けずに育った少年が成人して、完全な家族を作るために、男女子どもを三十人近く殺してパーツを収集するというのは、何ともいただけない設定です。
捕獲した人間を飼っておく鳥かごみたいな拷問グッズもいまいちでした。
とはいえカナダ映画はフランス語で、主人公の捜査官の女性は小柄で丸顔の愛らしい美女でした。
それと『ツインピークス』を想わせる国境付近の町の風景がいいです。
丁寧につくられているし、役者も下手ではないのですが、所詮この手は『羊たちの沈黙』の追従という感は否めません。
最近サイコミステリー映画はアメリカ以外のそこそこの文明国でもつくられるようになってきていて、需要もあるのでしょうが、文明化がもたらす家族と教育の問題にはきっと普遍性があるのだと思いました。
